ドラえもん映画は、2023年8月時点で「42作品」あります。
2020年で40周年を迎えたドラえもん映画は基本的に毎年新しい映画が公開されていて、タイトルや公開年を確認するだけでも一苦労です。
そんなドラえもん映画の、
- 公開順
- 映画タイトル
- 公開年月日
- 国内の興行収益
を、一覧にしてまとめました。
子どものころに見たことがある映画や思い入れのある映画がある人は、ドラえもん映画の一覧を見てあの頃の気持ちを思い出しながらご一読ください。
歴代ドラえもん映画一覧と基本情報(全43作品)
公開順 | 映画タイトル | 公開年月日 | 興行収益(国内) |
---|---|---|---|
1 | のび太の恐竜 | 1980年3月15日 | 15億5000万円 |
2 | のび太の宇宙開拓史 | 1981年3月14日 | 17億5000万円 |
3 | のび太の大魔境 | 1982年3月13日 | 12億2000万円 |
4 | のび太の海底鬼岩城 | 1983年3月12日 | 10億円 |
5 | のび太の魔界大冒険 | 1984年3月17日 | 17億円 |
6 | のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) | 1985年3月16日 | 11億8000万円 |
7 | のび太と鉄人兵団 | 1986年3月15日 | 13億円 |
8 | のび太と竜の騎士 | 1987年3月14日 | 15億円 |
9 | のび太のパラレル西遊記 | 1988年3月12日 | 13億6000万円 |
10 | のび太の日本誕生 | 1989年3月11日 | 20億2000万円 |
11 | のび太とアニマル惑星(プラネット) | 1990年3月10日 | 19億1000万円 |
12 | のび太のドラビアンナイト | 1991年3月9日 | 18億円 |
13 | のび太と雲の王国 | 1992年3月7日 | 16億8000万円 |
14 | のび太とブリキの迷宮(ラビリンス) | 1993年3月6日 | 16億5000万円 |
15 | のび太と夢幻三剣士 | 1994年3月12日 | 13億5000万円 |
16 | のび太の創世日記 | 1995年3月4日 | 13億円 |
17 | のび太と銀河超特急(エクスプレス) | 1996年3月2日 | 16億円 |
18 | のび太のねじ巻き都市(シティー)冒険記 | 1997年3月8日 | 20億円 |
19 | のび太の南海大冒険 | 1998年3月7日 | 21億円 |
20 | のび太の宇宙漂流記 | 1999年3月6日 | 20億円 |
21 | のび太の太陽王伝説 | 2000年3月11日 | 30億5000万円 |
22 | のび太と翼の勇者たち | 2001年3月10日 | 30億円 |
23 | のび太とロボット王国(キングダム) | 2002年3月9日 | 23億1000万円 |
24 | のび太とふしぎ風使い | 2003年3月8日 | 25億4000万円 |
25 | のび太のワンニャン時空伝 | 2004年3月6日 | 30億5000万円 |
26 | のび太の恐竜2006 | 2006年3月4日 | 32億8000万円 |
27 | のび太の新・魔界大冒険 ~7人の魔法使い~ | 2007年3月10日 | 35億4000万円 |
28 | のび太と緑の巨人伝 | 2008年3月8日 | 33億7000万円 |
29 | 新・のび太の宇宙開拓史 | 2009年3月7日 | 24億5000万円 |
30 | のび太の人魚大海戦 | 2010年3月6日 | 31億6000万円 |
31 | 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~ | 2011年3月5日 | 24億6000万円 |
32 | のび太と奇跡の島 ~アニマルアドベンチャー~ | 2012年3月3日 | 36億2000万円 |
33 | のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム) | 2013年3月9日 | 39億8000万円 |
34 | 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~ | 2014年3月8日 | 35億8000万円 |
35 | のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ) | 2015年3月7日 | 39億3000万円 |
36 | 新・のび太の日本誕生 | 2016年3月5日 | 41億2000万円 |
37 | のび太の南極カチコチ大冒険 | 2017年3月4日 | 44億3000万円 |
38 | のび太の宝島 | 2018年3月3日 | 53億7000万円 |
39 | のび太の月面探査記 | 2019年3月1日 | 50億2000万円 |
40 | のび太の新恐竜 | 2020年8月7日 | 33億5000万円 |
41 | のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021 | 2022年3月4日 | 26億9000万円 |
42 | のび太と空の理想郷(ユートピア) | 2023年3月3日 | 43億4000万円 |
43 | のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー) | 2024年3月1日 | – |
43作品を一覧にすると圧巻ですね。特に、国内の興行収益を見ると、ドラえもん映画の「底力」を感じます。
日本で制作されるいわゆる「邦画」は、一般的に10億円の収益を得ると製作費が回収できるといわれています。
10億円がヒットのラインであることを考えると、ドラえもん映画はすべて「大ヒットしている」と断言して良いのではないでしょうか。
時代は「ワンニャン時空伝」と「のび太の恐竜2006」で分かれる
個人的には、25作品目の「ワンニャン時空伝」までと、26作品目の「のび太の恐竜2006」の後で区切ることがおすすめです。
多くの大人の記憶にある「大山のぶ代」さんが声優をしていたドラえもんは、1作目の「のび太の恐竜」から25作品目の「ワンニャン時空伝」まででした。
26作品目の「のび太の恐竜2006」からは制作・声優陣が一新され、新しいドラえもんの時代に移り変わっています。
2006年以降のドラえもん映画は、多くの作品で30億を超える収益を獲得していることが特徴です。
映画ドラえもんの新たな時代に突入したことで、2005年以前より大きな盛り上がりを見せているといえるのではないでしょうか。
歴代ドラえもん映画の最高収益は「のび太の宝島」の53.7億円
歴代ドラえもん映画の中で最も高い収益を獲得しているのが、38作目の「のび太の宝島」です。
宝島は、ドラえもんが大好きな大人が本気で全力で作り上げた名作です。絵柄が2000年代のドラえもん映画に近いところも、あの頃子どもだった私たちに刺さってリピーターを生む要素として輝きました。
実際、2000年公開の太陽王伝説が大好きなあの頃子どもだった私は、宝島をみるために3回映画館に足を運んでいます。
絵もストーリーも声優も曲もすべてが最高な、イチオシのドラえもん映画です。
2005年以前のドラえもん映画で収益が高い「太陽王伝説」と「ワンニャン時空伝」
2005年以前の「大山のぶ代」さん時代のドラえもん映画の中で収益が高かったのは、21作品目の「のび太の太陽王伝説」と25作品目の「のび太のワンニャン時空伝」です。
どちらも、30億5000万円の収益を獲得しています。
2000年公開「のび太の太陽王伝説」
私は太陽王伝説が1番好きなので、「まあ当然だな」と思う次第です。何といってものび太が格好良いのでね!ぜひ見てください。
1995年に大ヒットした「新世紀エヴァンゲリオン」の主人公「碇シンジ」役の緒方恵美さんが主人公のティオの声優を務めたことも、太陽王伝説が人気だった理由のひとつなのかもしれません。
2005年公開「のび太のワンニャン時空伝」
ワンニャン時空伝は最後の大山のぶ代さん時代のドラえもん映画なので、多くのファンや大山のぶ代さんのドラえもんで育った大人たちが見届けに行ったのかなと推測しています。
映画自体もとても面白く、制作陣の気合いを感じられる作画が圧巻でした。
なお、ワンニャン時空伝でも「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイ役の林原めぐみさんが主人公「イチ(ハチ)」の声優を務めています。
まとめ
歴代ドラえもん映画を一覧にしてまとめました。
2023年8月時点で42作品ある映画ドラえもんは、毎年新しい映画が制作され続けています。
子どもだったあの頃に、夢中になった作品もあるのではないでしょうか。
一覧をチェックして懐かしい気持ちを思い出すときの参考になれば幸いです。
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