ドラえもんの映画は沢山あります。原作連載から50年以上経っている作品なので、映画の数も多くてなにから見ればいいの?と困ってしまいますよね。
この記事では、ドラえもん映画をすべて見ていて、大長編コミックも全巻持っているドラえもんオタクの「ガチ感想」を紹介します。
ぜひ、映画を見るかどうか決める参考にしてみてください。
映画ドラえもんのび太の魔界大冒険を見たドラオタのガチ感想
のび太の魔界大冒険は、もしもボックスでうっかりパラレルワールドを作ってしまって世界を滅ぼしかけるお話です。「もしもボックスが欲しい」という人がいかに正気じゃないか実感できる映画だと思います。石になったドラえもんやのび太も見れるので、ぜひ見てください。
ドラえもんオタクのガチ感想をまとめると、
- もしもボックスの弊害
- みんな大好きドラえもんとのび太の石像映画
- メジューサ怖い
です。なにが言いたいのかというと、「欲しいひみつ道具にもしもボックスをあげている人は、正気に戻って欲しい」に尽きます。
もしもボックスの弊害
もしもボックスは、「もしも○〇だったら……!」と電話するだけで、もしもの世界になるひみつ道具です。もしも自分が主人公だったら、もしも大金持ちだったらともしもの世界を想像したことがある人は少なくないでしょう。
魔界大冒険では、もしも魔法が使えたらという想像を、現実にしようとしてしまうことで悲劇が起こります。
まず。前提として知っておきたいのが、もしもボックスで作る世界は「現実のパラレルワールドである」ということです。自分の理想的な世界を、別の次元で構築してしまう道具って怖くないですか?あなたが作ってしまった世界に責任とか持てますか?
のび太の願いは、人間界を侵略しようとする魔界まで作ってしまい人類の危機を巻き起こします。責任持てないですよね。作っちゃったごめーん!でも自分はもしもボックスで元の世界に戻してっていうだけで、今まで生きていた現実の世界に戻れるんですよ。
つまり、もしもボックスはめちゃくちゃ怖いひみつ道具ということです。元の世界に戻しても、もしもの世界がなくなることはありません。もしもボックスなんて使うやつの気が知れないです。
のび太は、ドラミの助けで元の世界に戻せるチャンスがあっても、見捨てることなく戦い続けます。もしもボックスは、のび太と同じ覚悟がある人だけが使えるひみつ道具です。
みんな大好きドラえもんとのび太の石像映画
多分、石になったドラえもんとのび太を見たことがある人って少なくないですよね。何で石になってるのかは分からないけど、たまにSNSとかで見かける気がする。みたいなことが多いんじゃないかと思います。
ドラえもんとのび太の石像は、魔界大冒険で登場します。石化させる魔法が使える魔王の手下の「メジューサ」によって石にされています。
なんと、石化したドラえもんはフィギュアとして販売もされているので、欲しい人はぜひ探してみてください。藤子・F・不二雄ミュージアムには、ドラえもんの石像が飾られています。実際に見たい人は、ぜひFミュに行ってみてくださいね。
メジューサ怖い
見た人なら分かりますよね。メジューサ怖いんですよ……トラウマ級の怖さなので、覚えている人も多いのはないでしょうか。マジで怖いんです。
のび太たちが、魔界から侵略される魔法の世界を救うために、タイムマシンでもしもボックスが壊れていない時間に戻ろうとします。
のび太たちがタイムマシンに乗ったときは、「ああ、これで無事に解決できる」とほっとするのに、タイムマシンで移動する超空間まで追いかけてくるのです。マジで怖い。
えっ、絶対勝てない敵じゃん……という絶望は永遠に忘れられません。超弩級のトラウマなので、ぜひメジューサの恐怖を体感してください。
まとめ
要約すると、トラウマを忘れないでです。魔界大冒険は、気軽に望んだ世界でがとんでもない弊害を巻き起こす映画になっています。
自分でしたことを投げだすのではなく、最後まで責任持って戦う気持ちは、とても大切です。
美代子さんを助ける勇気や、行動には大きな責任が伴うこともあると学べる映画だと思います。
のび太の魔界大冒険は、
- もしもボックスの弊害を理解できる
- みんな大好きドラえもんとのび太の石像が見れる
- メジューサ怖い
という映画です。夢ややりたいことがある子どもに、責任も必要になることもあると教訓にもなります。のび太の勇気や、メジューサのトラウマを浴びられるので、ぜひ見てください。
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