ドラえもんの映画は沢山あります。原作連載から50年以上経っている作品なので、映画の数も多くてなにから見ればいいの?と困ってしまいますよね。
この記事では、ドラえもん映画をすべて見ていて、大長編コミックも全巻持っているドラえもんオタクの「ガチ感想」を紹介します。
ぜひ、映画を見るかどうか決める参考にしてみてください。
来年(2025年)のドラえもん映画情報だけを知りたい方はこちらだけ見てください!
- 映画ドラえもんのび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)を見たドラオタのネタバレガチ感想
- 一瞬新・日本誕生がはじまったのかと思った
- OPがなくて悲しい!!!
- のび太の「の」の音で笑わないムス子と出木杉
- 今年ののび太の大ホラは「耳ではとぽっぽ」
- のび太の叫び「ドラえも~~~ん!」はある
- あらかじめ日記を使って作ったどら焼きタワーに喜ぶドラえもんかわいい
- 去年(2023年)の映画要素はのび太の部屋の天井からぶら下がる「タイムツェッペリン」
- 物語の舞台は7月の夏休み前
- のび太の悪知恵のせいで震えるドラえもんかわいいね
- ミッカが雨の中ひとりで歩いていると私が泣く
- ハゲワシ2がとってきちゃったノイズ
- あらかじめ日記を使うか使わないか迷うドラえもんかわいすぎるねえ
- のび太のせいで「音楽」が消えた日本の不気味さ
- 私は見た。この映画、柴犬が2匹登場する。
- どこでも走るよドラえもん
- ノイズが壊したラジオのリスナーは「フニャコフニャオ」
- ひとりでリコーダーを練習するのび太が尊い
- ミッカがかわいい!!!!!!!!!!!!!!!
- お風呂に入るのび太とドラえもん
- のび太の練習に付き合ってくれるジャイアン・スネ夫・しずかの優しさ
- はい、ミッカかわいい~~~!
- ドラえもんもおもちゃを引き連れて参戦!河原の演奏会!
- すごむ剛田武の顔芸が好き
- 今回の骨川スネ夫はめっちゃタフ!
- ノイズに襲われる発情期の猫
- 夜の学校に忍び込む小学生+猫型ロボット
- ファーレの殿堂で音楽を楽しむみんながかわいい
- 腹太鼓ドラたぬきがめちゃくちゃかわいい!
- ほんやくこんにゃくは味噌だれもあるよ~
- パロパロがもふもふでかわいいよ!
- ミッカが背負った人生が重くて辛くて悲しいよ…
- 重かった空気を一掃するような、みんなでの合奏が最高!
- 来年(2025年)のドラえもん映画情報
- 今年はサントラ買った方が良いと思うな!
映画ドラえもんのび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)を見たドラオタのネタバレガチ感想
2024年公開、ドラえもん映画43作目ののび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)は、ミッカのかわいさにもだえながら音楽を楽しむ映画です。
今までのドラえもん映画とは違い、没入型エンターテイメント作品である本作では、まるでコンサートのような臨場感を楽しめます。
反対に、ストーリーやキャラクター性を重視している人にとっては、浅く感じるかもしれません。基本的には音楽を楽しむことがおすすめです。
ドラえもんらしさがたっぷりの映画なのでのび太たちの演奏会を楽しみながら、ミッカを中心に回る物語を見届けてください。
ドラえもんオタクのガチ感想をまとめると、
です。なにが言いたいのかというと、「ミッカを愛して生きることを誓いたい」に尽きます。
ちなみに、私は公開日の朝イチと、翌日の夜に六本木のドルビーアトモスで鑑賞済みです。
観る前に小説をチェックするのもおすすめなので、映画の内容が気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね。
一瞬新・日本誕生がはじまったのかと思った
一番最初に映るのは、ククルによく似た少年なのです。え、髪色変えた?ペイントしはじめたの?思春期じゃん~!と、親戚面をしていると、さながらドラゴンボールのように赤ちゃん入りのカプセルが降ってくるんですね。
流星のように落ちてきたカプセルの中からでてきた赤ちゃんは、きれいな青色(青緑)の笛を持っていました。
OPがなくて悲しい!!!
とても壮大な「音楽の歴史」を巡るタイトル前の映像は圧巻ですが、その代わりにOPがないのは悲しい!
ドラえもんの映画のOPは「今から大冒険がはじまるぞ~!」というワクワク感をくれるので、個人的にはOPがあってほしいと思っています。
今回の音楽の歴史を巡るOPは、ちょっと太陽王伝説のような雰囲気があるなと感じました。これまでの歴史を壁画でたどっていくんですよ。
白鳥が音楽を巡る旅をしていく過程で、いかに今までの地球がファーレ(=音楽)に満たされてきたのかを感じられました。
壮大な感じはさすが今井監督というか、新恐竜のOPに近いものがあるなと思います。5線譜が歴史になっていくところがおしゃれで最高でした。
のび太の「の」の音で笑わないムス子と出木杉
物語は、のび太たちが学校の音楽の授業でリコーダーを練習しているところからはじまります。ちなみにここでのび太たちに授業している音楽の先生の声優は、悠木碧さんです。
悠木碧さんは、宝島のクイズをはじめとしたキャラクターの声優としてこれまでもドラえもん映画に参加してくれています。
そんな授業で、のび太はピューイと気の抜けた音を吹いてしまい、クラスのみんなから笑われてしまいます。
(ねえ、ピューイってピー助の鳴き声じゃないの?ピー助の鳴き声じゃないの!!!)
そんな爆笑の渦の中でも笑わない出木杉は、あまりにも人ができている…!
ムス子はデフォルトの表情筋のままでした。
今年ののび太の大ホラは「耳ではとぽっぽ」
- 「鼻からスパゲッティを食べてやる!」
- 「目でピーナッツを噛んでやる!」
- 「鼻からカルボナーラを食べてやる!」
など、数々の大ホラを吹いて後に引けなくなり、大冒険を繰り広げてきた野比のび太(10)。
今年の大ホラは「耳ではとぽっぽを吹いてやるよ!」でした。
実際にのび太が両手にリコーダーを持ち、耳ではとぽっぽを吹いている想像シーンが流れます。
同じ回をみていた子どもたちは、ここで盛り上がっていました。
のび太の叫び「ドラえも~~~ん!」はある
OPがなくても、のび太が「ドラえも~~~ん!」と叫ぶシーンは健在です。悲壮なのび太の叫び声を聞けました。
約5分50秒時点でしょんもり約3秒間ドラえもんの名前を呼んでいるので、チェックしてみてください!
こちらの記事にもまとめてあります!
あらかじめ日記を使って作ったどら焼きタワーに喜ぶドラえもんかわいい
詰みあがったどら焼きを目の前に、ヨダレを垂らしながら喜ぶドラえもんのかわいさ。
いっぱいもらえて良かったねえ!と、こちらもニコニコしてしまいます。
のび太に隠そうとする姑息さも、見つかったときの「ああっ」という悲しそうな声も全部かわいかったです。
去年(2023年)の映画要素はのび太の部屋の天井からぶら下がる「タイムツェッペリン」
毎年楽しみな、ドラえもん映画の去年の映画要素。
2006年以降のリニューアルされたドラえもん映画には、これまでさまざまな過去映画要素が含まれてきました。
今年の映画にあったのは、2023年公開の「のび太と空の理想郷(ユートピア)」の飛行船・タイムツェッペリンです。
ドラえもんがローンを組んで買ったのに、ぼっこぼっこになっちゃって…ローンだけ残ったドラえもんを想像すると涙がでますね。
もし見つけられなかった!という人は、以下の点に注目して確かめてみてくださいね。
- 開始6分17秒くらい
- どら焼き食べてるドラえもんのシーンの近く
- のび太の部屋の天井
物語の舞台は7月の夏休み前
私はいつもドラえもん映画がどの季節の物語なのかが気になるタイプなので、カレンダーや日付をガン見してきました。
その結果わかった情報は、
- 今回の冒険は7月16日~7月20日の間
- 7月19日は終業式
- 学校の演奏会は9月13日
- ミッカは8月ものび太の部屋にいる
- 演奏会の16日前まではのび太の部屋にいた
です!たった4日間で繰り広げられる大冒険!
この情報には、エンドロールで流れるイラストから拾い集めた内容も含めています。
エンドロールまで見逃せないから忙しいね…!
のび太の悪知恵のせいで震えるドラえもんかわいいね
あらかじめ日記をドラえもんから奪うため、「あ!ネズミだ!」と嘘をつくのび太。
ネズミに怯えてトムとジェリーさながらの動きで机の下に飛び込むドラえもんは、めちゃくちゃかわいかったです。
頭隠して尻隠さずで震えるドラえもんにも注目してみてください。
ミッカが雨の中ひとりで歩いていると私が泣く
7月16日の夜。
雨が降る中、ミッカは傘をさしてひとりで歩いていました。
その悲しそうな姿をみるだけで、涙が出そうになってしまう…。
この感情はきっと、映画を観終わった人ならみんな共有できると思います。
ミッカが笑顔だと私もうれしいし、ミッカが泣いていると私も泣く!!
ミッカがいつまでも幸せであるように祈り続けたくなるので、悲しそうな姿を見ると悲しくて悲しくて…。
ハゲワシ2がとってきちゃったノイズ
宇宙探査機のハゲワシ2がとってきちゃったノイズ。
今回の「敵」を地球に持ち込んじゃい…のび太がクソやらかしたせいで増殖ーーという展開が繰り広げられていきます。
地獄のピタゴラスイッチかな?
一見つながりのないように見えることが実はつながっているんだよ。の象徴のようなシーンですね。
あらかじめ日記を使うか使わないか迷うドラえもんかわいすぎるねえ
7月17日。昨日はあらかじめ日記でたくさんのどら焼きをもらい、積み上げておいしそうに食べていたドラえもん。今日も使うか使わないかとっても悩んでいました。
そんなポーズをしなくても、ドラえもんがどら焼きを我慢するわけがないのに…!
それはもううれしそうに、「使っちゃお~!」と跳ねるドラえもんのいとおしさ。まあ、のび太の3年日記と入れ替えられちゃって使えないんですけどね!どんまい!
のび太のせいで「音楽」が消えた日本の不気味さ
あらかじめ日記に「今日わおんがくがなかった。たのしかった」と書いてしまった野比のび太(10歳)。
「は」ではなく、「わ」と書いてしまうところに、国語の授業をもうちょっとちゃんと受けようか!?と心配になってしまいます。
本当はリコーダーでのんびりのんきなのび太の「の」の音を出してしまうのが恥ずかしくて、音楽の授業を無くしたかっただけなのに。
そんなのび太のちょっとした願いがきっかけで、「音楽そのもの」が消えてしまった日本ではさまざまなトラブルが巻き起こります。
- 喉を痛めて子守歌を歌えないお母さん
- スマホの音楽データが全消去になっちゃった女子高生
- 路上ライブで音が出せずに解散しかけるバンドマン
- いつもは歌っているのに静かに寝ているおじいさん
- カラオケが閉まっていて歌えない大学生たち
- 散歩中に険悪になり吠え合う犬
- 着信音が鳴って電話に出ようとしたら自転車ごと転んで破壊される携帯
音がないというか音を無くすことをあらかじめ日記で強制されたことにより、日本中は大混乱に陥ってしまいました。
ちなみに、カラオケが閉まっていて嘆いている青年の声はスネ夫役の関智一さんが担当されています。
さまざまな音にあふれていることが当たり前だからこそ、音を出せない=音楽が無くなった日常は不気味なものがありました。
私は見た。この映画、柴犬が2匹登場する。
映画を見ながら変なところに注目するのが好きなので、きまぐれに犬の数を数えていました。
音が無くなった世界でケンカする犬は、茶色の柴犬とモノトーンカラーのパピヨンです。そんな2匹の犬は、音がない世界ではケンカをし、音が戻った世界では仲良く寄り添っています。
地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)に登場する柴犬の1匹は、その茶柴です。
2匹目は、のび太が河原でリコーダーを演奏するシーンで土手の上を散歩していた白柴です。
とってもかわいいので、藤子・F・不二雄の世界観のテイストで描かれている柴犬をチェックしてみてください。
どこでも走るよドラえもん
「大好きなのはひまわりの種」だと聞こえてきそうなドラえもんは、14分付近にママにどら焼きをもらったと聞いて天井を走っていました。
玄関~キッチン&ダイニングまで恐らく5mほどの距離はあるはずです。
- 助走
- 壁を走る
- 遠心力を活かして天井を走る
- そのまま反対側の壁を走る
- 床に戻る
の工程を一瞬で駆け抜ける身のこなし…!
このタヌキ、ただ者じゃないぞ!?と感じさせる動きでした。
ノイズが壊したラジオのリスナーは「フニャコフニャオ」
フニャコフニャオってなんだか聞き覚えがありませんか?
これは2パターンのイメージに分かれると思います。
1.藤子・F・不二雄の響きに似ている
映画を見た多くの人は「なんか藤子・F・不二雄みたいな名前だな」と思うでしょう。実際、藤子F先生の名前のパロディという認識はとっても正しいです。
ただ、ちょっと詳しい人だと「なんかマンガ家の名前聞こえたぞ」と思うようですね。
2.ライオン仮面の作者がラジオリスナーになのか
フニャコフニャオ先生は、のび太が大好きなマンガ『ライオン仮面』の作者なのです。ラジオ聞いてるのは良いけど、リクエスト送ったりしてるから締め切りギリギリなんだよ。とか思ってしまいますね。
そんな締め切りに追われ続けているフニャコフニャオ先生のリクエスト曲は「荒城の月」。音楽の授業で一度は聞いたことがある瀧廉太郎の楽曲です。直ぐノイズに消されるけど。
ちなみに、このラジオDJの声優は歌い手の天月さんだそうですよ。
ひとりでリコーダーを練習するのび太が尊い
のんびりのんきなのび太の「の」の音を出してしまうのが恥ずかしくて、音楽の授業を消そうとまでしたのび太。
そんなのび太が、自主的にリコーダーを練習する尊さ!わかりますか!?わかりますよね!?
自分でもダメダメだと思っているのに、それでもちょっとでも上手になるために練習しようと思えるその心!最高!大好き!
何でもすぐ諦めちゃうのにそれでも練習しようとするのび太が尊すぎて、汚れ切った心が浄化されるような気持ちになりました。
ミッカがかわいい!!!!!!!!!!!!!!!
ミッカがかわいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ミッカかわいいよーーーーーー!!!!!!!
小説を読んだだけではそのかわいさを理解しきれませんでした。しかし!声が!動きが!かわいい!!!
本当にミッカを演じてくれた平野莉亜菜さんには心からの感謝を伝えたい…!愛しかない。かわいい。
この時点ではミッカの言葉がわからない(ほんやくこんにゃく未使用)ので、「ミュイ!」と話しかけてくれるミッカ。
ノンバーバルコミュニケーションを駆使し、ミッカと意志疎通を図るハイスペック男・野比のび太。
彼はこれまでの冒険の中で非言語的なコミュニケーション方法も身につけているので、身振り手振りでミッカの気持ちを理解するのです。
そんなミッカの要望通りリコーダーを演奏すると、ミッカも歌いだしてのび太とミッカの演奏会がはじまります。
演奏を「楽しめる」ようになってくるのび太かわいいねえ。
お風呂に入るのび太とドラえもん
湯舟に浸かるのび太と、シャンプーハットをつけてテカテカの頭を洗うドラえもん。
一緒にお風呂に入っている親友めっちゃかわいいな。と思いつつ、ドラえもんは何を洗ってるんだろうと思いを馳せてしまいます。
ここでのび太とドラえもんがお風呂に入るということは…
そう、映画ドラえもんのび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)では、「源静香の入浴シーンがない」のです!
時代の流れ的にしずかちゃんのお風呂シーンが無くなるのは当然だとしても、源静香のお風呂好きは個性として残してあげてほしい。
そんな感情を抱えながら、毛のない頭でどうやって泡立てたのかわからない泡まみれのドラえもんを見つめたのでした。
のび太の練習に付き合ってくれるジャイアン・スネ夫・しずかの優しさ
いつもなら見捨ててしまいそうなのに、今回はのび太のリコーダーの特訓に付き合ってくれるジャイアンたち。
え、優し!と感動しました。
のび太のダメさを受け入れながらサポートしてあげる友情最高かよ…。
「の」の音を出してしまうのび太へのダメだしはそこそこ厳しいけれど、投げ出さないスネ夫。
指の使い方を丁寧に教えてあげる源静香は、まるで聖女のようでした。
はい、ミッカかわいい~~~!
3度目の登場は、そう!ミッカちゃん!
かわいいよ~~~!!!
のび太たちの練習に混ざって歌ってくれるミッカはめちゃくちゃかわいいのです。
ドラえもんもおもちゃを引き連れて参戦!河原の演奏会!
練習しろ!と突き放しておきながらも、何だかんだ心配になってのび太が練習している様子を見に来たドラえもん。
ミッカが歌う河原の演奏会を盛り上げるべく、みんなの部屋にあったおもちゃにロボッターをつけてムード盛り上げ楽団と一緒に演奏に加わります。
ジャイアンのメタリックロボのタンバリン捌きに注目しつつ、ドラえもんは短い手足を一生懸命指揮する姿も必見です!
とにかく楽しい演奏会を、がんばって聞いてください!(のだめネタ)
すごむ剛田武の顔芸が好き
のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)では、度々剛田武がすごみ顔を披露します。
据わった目にゴゴゴゴと音が聞こえてきそうな威圧感。たまらないね!
秒で暴力に走るのではなく、その助走のためにすごむところが好きでした。
今回の骨川スネ夫はめっちゃタフ!
悪口担当骨川スネ夫。ジャイアンにうっかり暴言を吐いては、何度もぶっ飛ばされます。
河原の演奏シーンの後では、軌道を描きながら空を飛ぶことに。(あれ吹っ飛びスネ夫の最高スコア更新してるんじゃないのかな)
あれだけの飛距離にも関わらず、無傷で復活するスネ夫めちゃくちゃタフじゃん!と感心させられました。
ノイズに襲われる発情期の猫
メス猫に求愛する野良猫。めっちゃ発情期のオス猫が出てきたなと思っていると、ノイズに飲み込まれてしまいました。
「猫ー!!!!!!!!!!!!!」と心の中で叫ぶことしかできません。
ちなみに、この猫はラジオDJ役もされていた歌い手の天月さんが担当されています。
夜の学校に忍び込む小学生+猫型ロボット
いつも思うけれど、この小学生たちは罪の意識とかないな…?
あまりにもナチュラルに夜の学校に忍び込み、チャペックからの招待状を手に音楽室を目指す5人。
実は学校の「中」にドラえもんがいるのは珍しい気がするので、注目ポイントのひとつです。
「ピアノを弾くと肖像画のベートーヴェンが笑う」
という怪談に怯える子どもたちの姿を見て、学校の怪談ってきっとどの年齢の子どもたちにも共通の話題なんだろうなと思いました。
ファーレの殿堂で音楽を楽しむみんながかわいい
警戒心が強いスネ夫とチキンののび太を覗いて、爆速で音楽を楽しみはじめます!
と思ってたら、スネ夫も全然楽しんでて良い!
何がすごいって、これさがみ湖プレジャーフォレストで体験できたことなんですよ…
この辺が完全再現ゾーンで、まるで映画の中に入り込んだみたいな体験だったって後から知って、感動で震えました!
腹太鼓ドラたぬきがめちゃくちゃかわいい!
月夜に腹太鼓を叩く、たぬきのドラえもん!
まるで攻撃力を最大にしてアクアジェットを打ってきそうな見た目です。秒で「ぼくはたぬきじゃない!」と、描き消されてしまうので、目を凝らして注目してください!かわいいよ!
ほんやくこんにゃくは味噌だれもあるよ~
ファーレの殿堂でミッカとチャペックと話すためにほんやくこんにゃくを食べるみんなに、ドラえもんが味噌だれも出してあげていました。
味噌田楽をはじめ、さまざまな味があったけど、ついにディップ形式に!ひみつ道具の新たな可能性を感じます!
パロパロがもふもふでかわいいよ!
泣き続けているタキレンと一緒に暮らす犬みたいな生き物・パロパロは、もこもこのプードルみたいな見た目をしています。
もふもふしててとってもかわいい!鳴き声はそのまま「パロパロ」です。
ちなみに、この「パロパロ」という名前は、監督の今井さんが作ったアニメ―ション「パロルの未来島」から取られていると予想されます。
総作画監督でキャラクターデザインをされている河毛雅妃さんも参加されている作品なので、間違いないと思われます!
ミッカが背負った人生が重くて辛くて悲しいよ…
お墓のシーンでのチャペックの葛藤とミッカが受け入れなければいけない事実…。
ムシーカ人は、ミッカを除いた全員が滅んでしまったと明かされる重たさが本当に…。のび太の背中をそっと握るミッカの不安さと…こう…辛い…
この辺のBGMも切なくてまた…辛い…本当は泣いてたのに、笑ってごまかすミッカをマジでもう、マジで抱き締めて!のび太!!!
重かった空気を一掃するような、みんなでの合奏が最高!
ここまで一体ずつロボットたちが目覚めていたのに対し、一気にたくさんのロボットが目覚めてのび太たちと大合奏!最高に楽しい雰囲気がたまらない!
だってミッカが笑顔だからね!
そして、ここで注目したいのが後ろで動き始めた観覧車やでっかい楽器の一部分。
さ、さがみ湖プレジャーフォレストで見たーーーー!!!!!!!!!
ファーレの殿堂のイルミそのまんまで、本当に感動しました!
来年(2025年)のドラえもん映画情報
映画のラストを飾るのは「みんな面白かった~?」と聞きに来てくれるドラえもんが、来年の映画情報をチラ見せしてくれる映像ですよね。
来年の映画のヒントをガン見してきたので、今わかっている情報を紹介します!ちなみに、来年(2025年)のドラえもん映画は「オリジナル作品」です。
私は最初「ゆうれい城へひっこし」のお城なんじゃないかと思い、絵(クレヨン)とゆうれい城がコラボする系の映画なのかなと思いました。しかし、オタク仲間に聞くと、あれはドイツのミュンヒハウゼン城じゃないというのです。
ということは、え、どこ…?とすべてを見失ったので、続報を待ち続けたいと思います!ちまたでは、夢幻三剣士のリメイク説がながれていますが、おそらくリメイクではありません。
そして何より監督がひみつ道具博物館(ミュージアム)の寺本幸代さんだというのだから、期待しかありませんね!
情報解禁!!!!タイトルは「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」です!
今年はサントラ買った方が良いと思うな!
のび太たちのコンサートの感動を浴び続けるためにも、今回はサントラを買うのがおすすめです!俺たちの「地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」はまだまだこれからだーー!
コメント
はじめまして、良い物語だとは思いましたが。
ドラ映画では恒例ではあるんですが、のび太と深い絆を持ったゲストヒロインとの別れがほとんど描写されてない点がやや残念でしたね。
特にこの作品のミッカは非常に作品的比重の高いキャラでしたから。
私が好きな「南極カチコチ大冒険」で、最後にのび太が「良かったねカーラ」と言ってくれて良い締めだと思いましたし。
のび太がミッカがどう別れたのかなと想像してしまいます。
コメントありがとうございます!
あまりにもわかります…!私もお別れしっかり描いてほしいな~と思って寂しさが…
一応エンドロールではお別れをいやいやするミッカがのび太にしがみつく描写があって、そこからひたすら想像する毎日です…!
日本誕生やのび太の恐竜を思うと、お別れがあるとグッと感動が増すので私も見たかったです;;