小学生にガチ戦闘させるな｜映画ドラえもんのび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021【ドラオタのガチ感想】

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ドラえもんの映画は沢山あります。原作連載から50年以上経っている作品なので、映画の数も多くてなにから見ればいいの？と困ってしまいますよね。

この記事では、ドラえもん映画をすべて見ていて、大長編コミックも全巻持っているドラえもんオタクの「ガチ感想」を紹介します。

ぜひ、映画を見るかどうか決める参考にしてみてください。

映画ドラえもんのび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021を見たドラオタのガチ感想

のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021は、みんな大好き宇宙小戦争のリメイクです。コロナの影響で、公開が1年延期になりました。

タイトルは「2021」だけれど、実際の公開は2022年というSF(すこし複雑)映画です。タイミングというタイミングが悪く、収益はかなり悪いですが映画自体は面白いと思います。

ドラえもんオタクのガチ感想をまとめると、

です。なにが言いたいのかというと、「小学生にガチ戦争させるな！」に尽きます。

OP無くて悲しい

リトスタ2021は、いつものOPがありません。2020年前後のドラえもん映画はOPがないことが多くてとにかく悲しい……。

「ドラえも～～～ん！(ときどきのびたく～ん！)」から始まって、ドラえもんのOPテーマが流れるあの一連の流れを愛している身としてはとても寂しい気持ちになりました。

OP代わりの映像がめっちゃ良い

代わりに、めちゃくちゃ「特撮」っぽい感じで制作陣の名前が流れるので、特撮好きにはうれしいシーンになっています。

スネ夫たちが特撮映画を撮影している中に、制作陣の名前が流れていきます。新しいのにレトロな感じが好きな人には刺さる映像なので、ぜひチェックしてみてください。

髪が生えたパピに戸惑うところから始まる

パピ……お前……髪が……。戸惑いしかないパピの発毛。そんなの生えてなかったじゃない！返して！あの頃のパピを返してよ！という感情に襲われるパピやピリカ星人たちの「髪」問題。

円盤(DVD、Blu-ray)の特典情報によると、姉のピイナを実装するにあたって「性差」を表現するために髪を生やしたそうです。(いる？ねえ、本当に髪の毛必要なのかな？)個人的には髪のないあの頃のパピの方がかわいくて好きだなと思います。

ピリカ星人たちの髪の毛は個体差がすごいので、登場キャラたちの髪にも注目してみてください。

スモールライトで小さくなってお腹いっぱい食べるシーンが最高

スモールライトで小さくなって、メロンやゼリーをお腹いっぱい食べるのび太たち。ぼよんぼよんになったドラえもんのお腹が、愛おしくてたまりませんでした。

小さくなることで少ないおやつを限界まで堪能するのめちゃくちゃ賢いなと思います。お腹いっぱい食べられてよかったね！

ちなみに、未来では限りある資源を大事に使うために、ときどき小さくなって過ごしているそうです。ドラえもんのアニメでは「ガリバートンネル」で小さくなって、電池ひとつですべての電力をまかなえるほど小さな家ですごしていました。

本当に謎に追加された「ピイナ」について考える

ピイナはパピの姉として追加されたキャラクターです。ゲストの松岡茉優さんが声を担当しています。

映画を見終わってまず、「ピイナは必要だったのか？」と思いました。結論からいうと、私は必要なかったと思います。ピイナのシーンは少ないし特に掘り下げられてもいないので、いてもいなくても成立したなあと思いました。

しかし、ピイナという姉がいることで、リメイク前にはなかったパピの「子どもらしさ」が表現されていたのはピイナの功績だなと感じます。

ピイナはいてもいなくても問題ないけれど、パピをより魅力的に見せる要素にはなったのではないでしょうか。

ドラコルルの声がセクシーすぎる

ドラコルル長官の声優は「諏訪部順一」さんです。

テニスの王子様の跡部景吾やユーリ!!! on ICEのヴィクトル・ニキフォロフなどのキャラクターの声優を務めていて、第一線で活躍し続けています。

とにかく声がセクシーで、多くの女性ファンがいる諏訪部さん。クールで知略家なドラコルル長官にピッタリすぎて、映画に集中できなくなりました。

ぜひ、リトスタ2021を見て、めちゃくちゃセクシーな声でのび太たちを確実に追い詰めてくるドラコルルを浴びてください。

中々捕まらないパピ

リメイク前のパピは、地球でドラコルルが率いるPICIAに捕まっていたけれど、リメイク版では中々捕まりません。のび太と語らいあって友情を深めていました。

相変わらずウザさが天元突破してくるロコロコ

ゲンプさんが愛せる

戦闘シーンがガチすぎてめちゃくちゃ怖い

世界情勢的にもとんでもなくセンシティブな展開にハラハラする

少年期は流れません

怖がるスネ夫の方が正常だと思うんですよね

ドラコルルが敵として優秀すぎる！

のび太を逃がすドラえもんとジャイアンが好きすぎ

石ころ帽子逃亡のび太は最後は向き合うって決まってる

今度の処刑はのび太抜き

銃弾の中飛び込むのび太がカッコよすぎる

スモールライトの効果切れの勝ち確感が最高！！

ドラコルルの最後に髪の毛必要かなあ……

独裁者は民衆の手で倒される真理を感じる

仲間外れにされた出木杉くんへ想いを馳せるエンディング

新キャラを追加したことで圧倒的に尺が足りない駆け足映画

まとめ

要約すると、小学生がする戦いじゃない。です。リトスタ2021は、ガチの飛行戦（宇宙戦？）が繰り広げられます。リメイク前より圧倒的に映像技術が進化しているので、戦闘シーンは圧巻です。

プラモデル好きな人にはたまらないかもしれません。宇宙小戦争が好きな人は、リメイクで変わった設定をチェックしてみてください。

のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021は、

という映画です。2022年3月という公開時期的に、とんでもなくセンシティブな映画になっています。独裁者は民衆の力で倒されるのです。

子どもが戦争する時点で、見せるべきか悩むことも多いと思いますが「考えるきっかけ」にはピッタリだと思います。ぜひ、ひとつのきっかけとしても映画を見てもらえると嬉しいです。

リメイク前のお話が気になる方は、こちらのガチ感想もチェックしてみてください。少年期最高！

とにかく少年期を聞いてくれ｜映画ドラえもんのび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)【ドラオタのガチ感想】

ドラえもんオタクによる、映画ドラえもん「のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)」のガチ感想です。スネ夫が1番勇気をみせます。とにかく少年期が沁みるので、少年期を聞くためにみてください。

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2023.11.13