ドラえもんの映画は沢山あります。原作連載から50年以上経っている作品なので、映画の数も多くてなにから見ればいいの?と困ってしまいますよね。
この記事では、ドラえもん映画をすべて見ていて、大長編コミックも全巻持っているドラえもんオタクの「ガチ感想」を紹介します。
ぜひ、映画を見るかどうか決める参考にしてみてください。
映画ドラえもんのび太とブリキの迷宮(ラビリンス)を見たドラオタのガチ感想
のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)は、長時間ドラえもんが壊れていて子どもたちだけの大冒険を繰り広げる映画です。
ロボットに頼りすぎた人間たちが、ロボットによって反乱を起こされてしまいなすすべなく監禁されていました。
すべてをロボットに頼っていた結果、歩行機能にも障害が出るレベルの男の子「サピオ」が主人公です。
AIがものすごいスピードで発展している現代で、1番見るべき映画かもしれません。とりあえず、いーとーまきまきのデータを一家に一台備えましょう。
ドラえもんオタクのガチ感想をまとめると、
です。なにが言いたいのかというと、「今こそ現代人が見るべきドラえもん映画はコレ!」に尽きます。
楽を求めた結果、自立歩行もできなくなって下等生物扱いされる人間たちが見れる映画
チャモチャ星は、とても文明の発展した星でした。人間は争いを求めない代わりに、とにかく楽して生きようとしています。自力で歩くこともなく、代わりに歩いてくれるロボットに乗って移動する筋金入りです。
そんな楽な生活の結果、自力で歩くための筋力が衰えてしまい歩けなくなりました。そして、ロボットによって支配されてしまいます。人間は、閉じ込められた檻の中で、ロボットから餌をもらって生きている家畜以下の存在になり下がりました。
なんだかんだ人間を活かしているナポギストラー一世ちょっと優しくない?と思わないでもありません。昔は、そんな生活楽でいいな……と思いましたが、今はまっぴらごめんだなと思います。
現代人も同じような道をたどらないよう、できることは人間でしてロボットに頼りすぎないのが大切だなと思いました。
ドラえもんが壊されて廃棄処分になる
ブリキの迷宮(ラビリンス)のドラえもんは、ガチで壊れます。ドラえもんにまったく頼れない中で冒険しなきゃいけないので、のび太たちにとって今までよりハードだったといえるでしょう。
ドラえもんは、ナポギストラー一世の率いるロボット軍によって動けなくなるまで壊されました。そのうえ、海の底に廃棄されてしまいます。
今までも、ドラえもんが壊れることはありましたが、廃棄処分を受けるのは初めてです。廃棄処分されたドラえもんを見たときのショックは、中々消えません。激トラウマシーンだったと思います。
いーとーまきまきいーとーまきまきひーてひーてとんとんとん
ブリキの迷宮(ラビリンス)を小さいころにみて、唯一覚えていたことは「いーとーまきまきいーとーまきまきひーてひーてとんとんとん」でした。何となく、最後に「いーとーまきまきいーとーまきまきひーてひーてとんとんとん」したよな……?と記憶に残っていました。
いーとーまきまきいーとーまきまきひーてひーてとんとんとんといいながらぶっ壊れる機械たちを見るのは、そこそこトラウマでしょう。いや、ドラえもんもロボットじゃん。とか思わずにはいられませんでした。
ドラえもんはポンコツだし、たたき売りセールで売られるし、ロボット学校の成績も悪いけれど、思いやりがあります。多分、ブリキの迷宮のロボットたちと違うところはそこなんだろうなあと思いました。
ナポギストラー一世は、ウイルスの仕込まれたフロッピーディスクを口に突っ込まれてぶっ壊れます。フロッピーディスクに時代を感じられるので、ぜひ再生して懐かしい気持ちになってください。
まとめ
要約すると、現代人にこそ見て欲しいドラえもん映画はコレ。です。ロボットやAIの開発が爆発的に進んでいるので、今こそ見るべきではないでしょうか。
楽をしたいのは間違ったことではないけれど、楽をしすぎて歩行機能まで失うとロボットの反逆に対抗できません。できることは自分でやろうという教訓映画だと思います。
ターミネーターのドラえもんバージョンみたいな映画なので、ターミネーターが好きな人にもおすすめです。
のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)は、
- 楽を求めた結果、自立歩行もできなくなって下等生物扱いされる人間たちが見れる映画
- ドラえもんが壊されて廃棄処分になる
- いーとーまきまきいーとーまきまきひーてひーてとんとんとん
という映画です。人間が家畜以下になっているのは、中々考えさせられるシーンだなと思います。ロボットをどうやって活かしていくべきか、ということを考える入り口にピッタリの映画です。
フロッピーディスクを知っている世代の大人は、ぜひ見てください。ドラえもんがガチで壊れて海に沈められるトラウマを、ぜひ味わってください。
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