ドラえもんの映画は沢山あります。原作連載から50年以上経っている作品なので、映画の数も多くてなにから見ればいいの?と困ってしまいますよね。
この記事では、ドラえもん映画をすべて見ていて、大長編コミックも全巻持っているドラえもんオタクの「ガチ感想」を紹介します。
ぜひ、映画を見るかどうか決める参考にしてみてください。
映画ドラえもんのび太の南海大冒険を見たドラオタのガチ感想
のび太の南海大冒険は、ガッツリ英語の会話があるので英語の入り口になる映画だと思います。なんとなく、英語に憧れを持てるので、これから英語に触れる人におすすめです。
英語がわからないのに、ひみつ道具に頼らず初対面の海賊の息子「ジャック」と普通にコミュニケーションとるのび太のコミュ力の高さに、ぜひ注目してください。
海賊がちゃんと海賊なので、パイレーツ!を楽しみたい人は南海大冒険をみましょう。ジャイアンの歌が評価される、劇的に貴重な映画です。
ドラえもんオタクのガチ感想をまとめると、
です。なにが言いたいのかというと、「のび太のコミュ力えぐすぎない……?」に尽きます。
のび太のコミュ力がえぐい
とにかくのび太のコミュ力に注目してください。のび太は、宝島を目指す冒険の中、海に落ちてしまいました。
泳げないのび太を助けたのは、ピンクのイルカの「ルフィン」です。ルフィンは、ジャックがひとりで取り残されているトモス島にのび太を運んでくれます。
ジャックは海賊「キャプテン・コルト」の息子で、英語が母国語の少年です。
ほんやくこんにゃくのない状況で、のび太はジェスチャーと辛うじて知っている単語を繋いでコミュニケーションを図ります。
結果、「ジャック」「ノビー」と呼び合う友だちになるのです。
いくら冒険の場慣れをしているとはいえ、仲間のいない状況で言葉の通じない少年と友だちになるのび太のコミュ力えぐすぎ……?ってなるので、ぜひみてください。
ジャイアンの歌が評価される日
ジャックの姉の「ベティ」は、本当に本当に貴重な「ジャイアンの歌を評価する存在」です。ジャイアンの歌に聴き惚れて、素敵だといってくれるのは本当に珍しいと思います。
いつかの雑誌の特集で、ジャイアンの歌のデシベルを測ったところ、「騒音と同じ」と切り捨てられたあの剛田武の歌が評価されるので、ジャイアンが好きな人はぜひ見てください。
歌を評価されたジャイアンは喜んで海賊になろうとしますが、みんなが必死に止めたことで無事に練馬区の小学生に戻れるところも見どころです。
リバイアサンを野生に返すな!
宝島であるトモス島には、空を飛ぶカメレオンや、人間を食べるクソデカ植物など変な生き物が沢山います。時空犯罪者であるMr.キャッシュという死の商人が、兵器として高額で売りさばくためにMr.クロンに作らせた新生物たちです。
Mr.キャッシュとMr.クロンは、未来から17世紀にきた現地の海賊たちに強制労働させていた悪者ですが、もちろんタイムパトロール隊に捕まります。
Dr.クロンによって作られた究極の生物兵器「リバイアサン」は、映画の中でのび太たちを襲って大ピンチにされました。
リバイアサンに食べられたドラえもんが、リバイアサンの胃を夢確かめ機でつねったことで痛すぎて暴れたリバイアサンがMr.キッシュの基地をぶっ壊して野生に帰りました。
え、究極兵器を野生に返していいんですか……!?
と思っていたら、兵器として悪用されない限り、伝説動物として語り継がれるから大丈夫というタイムパトロール隊の言葉と共に野生に返されます。
すごい環境破壊では!?と今ならツッコミどころ満載です。
まとめ
要約すると、のび太のコミュ力えぐくない……?です。しれっとのび太が片手で「本物の拳銃」をぶっ放したりします。
序盤にはガッツリ英語が出てくるので、英語に触れるきっかけとしてピッタリです。ジャイアンの歌が奇跡的に評価されたりもします。生物兵器を野生に返すとんでもねえ映画なので、ぜひ見てください。
のび太の南海大冒険は、
- のび太のコミュ力がえぐい
- ジャイアンの歌が評価される日
- リバイアサンを野生に返すな!
という映画です。いざとなったら、異言語を使う同士のコミュニケーションも「ジェスチャーでなんとかなる」と学べるでしょう。しれっと本物の銃ぶっ放すのび太もすごいので、ぜひのび太の雄姿を見守ってください。
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